大阪府大阪市城東区は、大阪市の東側に位置する街になります。
すぐ東側は東大阪市です。
城東区という名前の通り、大阪城の東側にありますが、大阪城自体は城東区にはありません。
大阪市の中心地からはやや外れた地域になりますので、繁華街は少なくなっています。
主に住宅地で占められてるのが特徴でしょう。
城東区の人口はおよそ16万人で、面積は8万平方キロメートルになります。
地域特性についてみると、他の地域に比べると犯罪率が低いのが特徴です。
およそ1.5パーセントになります。
大阪の中心地などの他地域との相違点は、治安がややいいことです。
犯罪率が低いことで、子供がいても安心ですし、女性が一人暮らしをする場合でも安心ではないでしょうか。
不動産投資としてマンションを購入する場合には、駅前であればワンルームマンションもそれなりに需要があります。
また、家族住まい用のマンションも多い地域になりますので、駅前のマンションが確保出来れば投資としては大きなメリットと言うことができるでしょう。
子供連れが多く住みやすいのは、まず病院などが充実しているからです。
中学生以下であれば、以上助成金が出ます。
ただし、城東区の場合には、一律に無料になるわけではなく、500円の支払いが必要になります。
月に最大で2500円までの負担になりますが、それ以上の負担になる場合には、2500円を超える範囲で返還されます。
また、小児科も複数ありますので、小さい子供が突然熱を出した場合でも安心して住むことが出来るのです。
では、不動産投資として、地価はどうでしょうか。
城東区の地価は、坪単価80万円になりますので、大阪市内では平均的な地価になります。
そのため、中心部からも近いことを考慮すると、人気のある場所であることがうかがえます。
地価については近年やや落ち込んでいる傾向が見られます。
空室率についてはどうでしょうか。空室率はおよそ18パーセントになっています。
全国の平均的な空室率は12パーセントになりますので、やや高いことがわかります。
空室が多いとそれだけデメリットになりますが、そもそも空室の原因は、人口が減少していることではなく、人口に対して多くのマンションや集合住宅を建てすぎたことの方が直接的に空室率に対して影響を与えているのです。
投資する立場から見れば、数多くある賃貸物件の中で、どの物件が空室になり易いかの見定めが必要になるでしょう。