大阪市平野区は、大阪市の中でも南に位置する区のひとつになっています。
面積は15.28km²、総人口は196,299人、そして人口密度は12,850人/km²です。
人口密度は他地域と比べると高い点に相違点があると言えます。
ここから分かることは、平野区の不動産は一定の需要が見込めるということになります。
地域特性について見ると、区の中に駅が多いのが特徴になります。
平野区の中で一番にぎわっているステーションは西日本旅客鉄道の関西本線平野駅になります。
周辺には繁華街がありますが、南口はどちらかというと古い建物がたくさん残っており、開発はそれほど進んでいません。
つまり、それほど開けていないのです。
下町らしさがあるといえばいいでしょうか。一方、北側に関しては、繁華街らしい街並みになっていますが、綺麗に整っているのが印象的です。
それ以外にも、平野区には西日本旅客鉄道の関西本線の加美駅があります。
一方、大阪東線では新加美駅、大阪市営地下鉄には喜連瓜破駅を始め複数のステーションがあります。
不動産投資として見る場合はどうでしょうか。
もしそれなりの需要があるマンションを購入する場合には平野ステーションの北側を購入するべきです。
現在開発が進んでいる関係で、新しいマンションが建設されている可能性があります。
需要も周辺に比べると高く、メリットが大きくなります。
地価についてはどうでしょうか。
平野区の地価は、1平方メートルあたり22万円から15万円ぐらいになります。
ステーションの近くになると1平方メートルあたり20万円を越すことも珍しくありません。
一方、中心地から遠くはなれているところでは、1平方メートルあたり15万円ぐらいになることが多いです。
周辺地域の治安については、大阪市の平均的な治安になります。
特に、繁華街は居酒屋などが複数あるため、治安が悪い傾向にあります。
ただ、住宅地に関しては治安は普通になりますので、安心して住むことが出来るでしょう。
投資をする場合にも当然治安がいい場所が魅力的になりますが、ステーションから近いところが理想になります。
ステーションから近いというだけでもメリットになりますし、ステーションから遠いと言うだけでデメリットになり得ることもあるのです。
子供がいる場合、公立小学校や中学校は複数ありますので、安心できます。
待機児童数を見るとギリギリ1パーセントを下っていますので、子育ての環境には良いでしょう。