泉大津市とは、大阪府の泉北と呼ばれる地域に属している市の一つです。
こちらは他地域に比べて成長率が高いという相違点から、不動産投資の側面から非常に注目されています。
まずはこちらの自治体の地域特性について紹介しましょう。
人口ですが2016年8月1日段階の推計では75491人となっています。また面積は14.31平方キロメートルで、人口密度は1平方キロメートルあたり5280人です。隣接している自治体には高石市や和泉市、泉北郡忠岡町があります。
市内には南海電気鉄道南海本線の北助松、松ノ浜、泉大津の各駅があり、中心となっているのは泉大津駅です。この周辺にはダイエー泉大津店やいずみおおつCITY、泉大津中央商店街があります。またJR西日本の阪和線がとなりの和泉市にある和泉府中駅に停車することから、穴田や東豊中町など市の南側の一部では、こちらを利用している住民の方も多いです。
それでは、このような地域特性を持つ泉大津市に不動産投資を行うメリットとデメリットには、どのようなものがあるか、そちらについて紹介していきましょう。
まず大きなメリットの一つとしては、人口が増加傾向にあるということが挙げられます。住人の数が増えれば増えるほど、消費や経済がより回転するようになり、地価が高くなる傾向にあるからです。直近の国勢調査の結果による増加率こそ0.14%の減少率を記録してしまいましたが、近い将来では人口10万人以上の市になれる可能性が高いという意見もあります。実際1995年以来大きく人口を増加させていますし、今後もこの傾向は持続できると予想されています。
この理由の一つには泉大津旧港や、南海本線泉大津駅周辺の再開発が行われていることが挙げられます。特に旧大津港を利用した泉大津市なぎさ町のきららタウン泉大津では、新しい高層マンションが立ち並び、こちらへの不動産投資も活発に行われるようになっています。
さらに自治体ぐるみで企業の誘致に積極的に努めてきた結果、市の臨海部である堺泉北臨海工業地帯には大手企業が様々進出しています。このようなことも不動産投資においては、追い風となり得る要素です。
一方のデメリットですが、安心度が低いという点があります。また暮らす上での利便性が低いということも問題の一つと言えるでしょう。現状では大型のショッピングモールは泉大津駅前にあるだけで、市内の他の地域からはアクセスしづらい状況が続いています。