「おおさか東線」とは、「新大阪駅(大阪市淀川区)」から「久宝寺駅(八尾市)」までを結ぶ、南北合計「約20.3キロメートル」に計画されている新路線です。
最終的には、大阪市北区大深町の大阪駅北地区再開発区域(通称:梅田北ヤード)内の新駅を予定している、「北梅田駅(仮称)」まで延伸を計画しています。
因みに「北梅田駅(仮称)」は「2023年春頃」を開業予定としています。
「おおさか東線」は「北区間(約11.1キロメートル)」と「南区間(約9.2キロメートル)」に分かれています。
現在の「南区間」である、「放出駅(大阪市鶴見区)」から「久宝寺駅(八尾市)」までは、「2008年3月」に開業しています。
残りの「北区間(約11.1キロメートル)」である、「新大阪駅(大阪市淀川区)」から「鴫野駅(大阪市城東区)」までは、「2019年春頃」の開業を目指し、工事を進めています。
もともとは、JR西日本が保有した片町線貨物支線である通称「城東貨物線(吹田〜八尾間)」の施設や用地を活用しながら複線電化し、旅客営業路線とする計画です。
おおさか東線の駅は次の通りです。
【北区間】
・新大阪駅
・西吹田駅(仮称)
・淡路駅(仮称)
・都島駅(仮称)
・野江駅(仮称)
・鴫野駅
【南区間】
・放出駅
・高井田中央駅
・JR河内永和駅
・JR俊徳道駅
・JR長瀬駅
・※新駅(名称未定)
・新加美駅
・久宝寺駅
※南区間の「JR長瀬駅」から「新加美駅」間は約2.7キロメートルと、他の駅の区間より長かった為、その中間に「請願駅」として「新駅(名称未定)」が設けられる予定です。
また、「新駅(名称未定)」の開業は、「北区間」開業より約1年早い「2018年春頃」を予定しています。
主な流れは次の通りです。
・2008年3月:「南区間」開業
・2018年春頃:「新駅(名称未定)」開業予定
・2019年春頃:「北区間」開業予定
・2023年春頃:「北梅田駅(仮称)」開業予定