大阪府守口市は、大阪市の中央やや北西にある市町村の一つです。
この地域は大阪と京都を結ぶ地域になり、低地が多い所ですので割と住みやすいのが特徴です。
人口およそ14万人、面積は12万平方メートル、人口密度は11,220人/km2ですので、大阪府内では平均的な人口密度と言えそうです。
地域特性を見ていくと、大阪までは京阪電車が通っていますので、大阪まで行くのに20分程度で行くことが可能です。
そのため、大阪のベッドタウンとして知られるようになっています。
一方で、京都へ行くにも40分程度で行くことが出来ることから、京都に通勤や通学する人も多くなっているのが他地域との相違点になります。
守口市は、家族住まいが多いのが特徴で、多くが住宅地になっています。
住宅地が多いのはベッドタウンとして開発が進んでいることもありますが、そこが住みやすいという理由もあるのです。
ただ、最近は人口が減少してきている傾向があります。
これは、さまざまな理由が考えられますが、行政が不十分の可能性があります。
例えば、待機児童率を見ると大阪の平均は0.9パーセントほどになりますが、守口市の場合は2パーセントを超えています。
家族住まいが多い割りには、保育園の数が少ないのが特徴になっています。
ただ、小学校や中学校の数は充実して入るのが特徴で、高校も公立と私立を合わせると5校あります。
大学も私立大学が2校ありますので、それなりに選択の幅はあると言えそうです。
街の犯罪発生率はどうでしょうか。
守口市の犯罪発生率は、およそ2.7パーセントで大阪の平均の1.6パーセントを上回っています。
ただ、犯罪発生率は人口に比例している部分もありますし、繁華街が多いかどうかで決まりますので、守口市がとりわけ環境が悪いということではないのです。
数字だけで見るとデメリットに見えるかもしれませんが、実際には住宅地の平穏は守られているといっていいでしょう。
空き家率については、不動産投資をするときに大きく関係して来ますが、およそ15パーセントほどになります。
この空き家率が低いか高いかといえば、平均よりは2パーセントほど高くなっています。
ただ、駅前などはそれほど空き家がある訳ではありませんので、不動産投資をする場合には駅の近くを狙えばよいでしょう。
なんと言っても大阪市に近いのがメリットになりますので、投資をする場合でも、交通の便の良さがアピールできれば投資は難しくないでしょう。