ソーシャルレンディングの人気の理由とは
ソーシャルレンディングは新しい投資方法として登場したものです。まだ歴史が浅い方法であるにも関わらず、数時間で完売する例が見られるほど、利用者が殺到しています。
知っている人からすれば儲けが得られやすい投資方法ではあるものの、まだ広く知られていない世界とあり、資産運用を効率的に行うなら、早めの参加を考えたいところです。
数時間で完売するほど人気を集めている理由として、高い利回りがあります。ソーシャルレンディングでは商品ファンドを販売して、事業者が投資家から資金を集めます。商品ファンドを購入すると、事業者が集めたお金で運用します。得られた利益を配当で受け取れますが、配当の利回りが5%~15%という高さを誇っています。
銀行預金や株式配当の利回りと比較してみる
銀行の定期預金に預けた場合の利回りを見ると、1%を切るのが普通で、高くても0.50%くらいしかつきません。中には0.01%という超低金利のものも珍しくなく、資産運用としての魅力が全く無い状態です。
投資の世界では古くから有名な株式投資でも配当利回りが付きますが、高くても5%くらい、多くの銘柄で2%前後である例が目立ち、大きく資産を増やすにはリスクの高い譲渡益を狙っていく必要があります。
ソーシャルレンディングであれば、単純に商品ファンドを持っているだけで5%~15%もの高利回りを維持することができ、毎月のように配当を受け取れるため、利益を得られるまでの早さが魅力です。
数時間で完売する商品ファンドは、利回りの高いものが中心になってきます。特に注目したいのが不動産担保付きの商品ファンドです。ソーシャルレンディングでは商品ファンドの形で投資家から資金を集め、契約先の企業に融資することで、貸付利息で利益を得る仕組みになっています。
貸倒れを回避するために担保付きの商品ファンドがおすすめ
融資の場合に怖いのが、貸し付けたお金が返ってこない状態、つまりは貸倒れです。これでは利益を得られるばかりか、投資したお金が戻ってこない事態に陥ります。
不動産担保付きのものであれば、融資先の企業の不動産をおさえることができますので、回収できるメリットがあります。不動産の時価を考慮して、それ以下の融資額にするなど、ソーシャルレンディングの事業者が工夫を凝らしてくれるため、比較的安全に投資できるのが魅力です。
逆に不動産などの担保付き以外の商品ファンドの場合だと、投資家の多くが警戒心を強めます。利回りがとても高いのにいつまでも売れ残っているものがあるなら、初心者であれば安易に手を出さないほうが良いといえます。