大阪府阪南市は、大阪府の中でも南の方に位置し、すぐ隣が和歌山県になっています。
大阪市からも遠く、鉄道を利用しても1時間前後はかかります。
もともと、大阪府は縦に長い都道府県になりますので、中心地よりやや北に位置する大阪市と阪南市には大きな隔たりがあります。
地域特性としては、面積が36万平方メートルで自然の多いです。
そのわりには沿岸部は開発が進んでいるため、人口は増加はしてますが、非常に緩やかな増加になります。
人口はおよそ5万6千人になります。大阪市の南端のベッドタウンとしての役割があるのです。
他の大阪府の市町村との相違点は、地価がそれほど上昇してない所です。
大阪府内の地価では38位と真ん中よりやや下に位置しますが、決して地価は低いわけではありません。
1平方メートルあたり4万円になります。周辺の他地域と比べても大きな違いがある訳ではないのです。
それほど地価が下がらない理由としては、大阪市に向けて鉄道が直通していることや高速道路があることが挙げられるでしょう。
これらの交通がそろっているため、そこに住もうという人がいるのです。
では、不動産投資として見る場合はどうでしょうか。
マンションを購入する場合には、ワンルームマンションを駅の近くに購入することで、メリットを感じることはできるでしょう。
阪南市は大阪市まで通う人もいますが、できるだけ家賃が少なくてよい所を希望している人も多くいます。
駅前であれば、それなりの需要が期待出来ると言えます。
ワンルームマンションは高級なものは好まれずに、シンプルで家賃が安く設定できるマンションがいいでしょう。
これに対して、家族用のマンションはどうでしょうか。
阪南市は、病院や小学校、中学校、高校などの教育機関が充実している所になります。
特に、市内の沿岸部では、多くの学校が存在します。
また、小さなこともがいる場合には、幼稚園や保育園が充実しているのも見逃してはいけません。
これらは、沿岸部の平地部分に多く見られます。子供を保育園に入れる場合、市内の待機児童は0人です。
この数字は年度によって異なりますので、増えることもありますが、5人以上に増えることは今のところ考えられません。
子供がいる場合に心配になるのは医療機関です。
市内には、夜間医療が可能な病院や、小児科などもあるため、子育て世代が安心して住むことが出来るでしょう。
ただ、最近は、幼稚園と保育園を統合する案が出されており、これがデメリットに出る可能性もあるでしょう。