大阪は東京に次ぐ大都市というイメージが強くあります。
神奈川といった別の大都市の勢いが増してはいますが、東の東京、西の大阪と、世間の多くの人が認識している状態です。
大都市である大阪には不動産投資を行う上で、魅力的な特徴があります。東京に比べると、安く投資を始めやすくなっています。
東京の不動産価格は全国的に見ても、ずば抜けて高い水準です。
東京都中央区銀座のとある土地の価格が最も高額になっていますが、1平方メートル4000万円を超えるほどの高さです。
不動産を購入して投資を始める場合にあまりにもハードルが高いと言わざるをえない状態で、個人が投資を行うには難しい部分があります。
一方の大阪の不動産だと大都市であるにも関わらず、東京より割安です。
2016年に最も高い価格をつけた土地として、大阪府大阪市北区大深町のとある場所が、1平方メートル1180万円くらいです。東京に比べると4分の1を少し超える水準であり、その安さがよく分かるはずです。
安く集合住宅を購入し、家賃収入で利益を得る不動産投資を始めるには、大阪はとても魅力的です。
人口も多く、単身者からファミリー層まで幅広い世帯が多いため、空室のリスクが下がるメリットを持っています。
しかし、大阪の不動産で投資を始めるなら、なるべく早いうちに行動を起こすことをおすすめします。
確かに割安感がある大阪の不動産ではあるものの、最近では大都市の景気が回復傾向にあり、徐々に不動産価格が上昇してきています。
全国的に見ると、特に大阪の価格の上昇率が目立ちます。しかし、現時点では十分に割安感がありますので、じっくりと選んで、資産を効率よく増やせそうな不動産購入に踏み切ってみるとよいでしょう。
大阪の不動産で不動産投資をするやり方には、いくつかの種類があります。
あまり知識がない人だとマンションやアパート用の物件をまるごと1つ購入し、賃貸物件として提供するイメージが強くあります。
大きな建物を購入できるほど莫大な資金が必要になってきますが、ここまでのリスクを持たなくても投資を行うことが可能です。
近年、人気を集めているのが、マンションの一室を購入して投資をするスタイルです。
建物をまるごと購入するよりも少ない資金で始められるのがメリットです。
最初はリスクを抑えるために一室のみで投資を始め、軌道に乗ってきたら複数の部屋を購入して投資を行うといった調整のしやすさが魅力です。