古民家ウエディングが流行の理由
いま、イベント会場や宿泊施設、シェアオフィスなどで古民家が活用されるのがひそかなブーム。古くから建つ和の趣きと、庭や縁側があり自然と一体感のある雰囲気で、そこで過ごす時間に落ち着きをあたえてくれます。
そんな中で、個性のあるウェディングを行いたい人にとっても、その会場として注目が高まっています。
今回はそんな「古民家ウェディング」の人気の理由や、そこで実際できることなどを紹介します!
柔軟な挙式スタイルが可能
教会であればキリスト教に則って、神社なら神式に則って、など、ふつうはそれぞれ宗教や式形式などが決まっているのが一般的です。
しかし古民家は、あくまで古き良き住宅という場所。そういった決まりにとらわれず、自由なスタイルで執り行えるのが魅力です。
特に人気なのは「人前式」。家族や親しい友人など、列席者の人たちの前でふたりが結婚を誓います。
場所や形式に制約もないので、新郎新婦の希望に合わせて、柔軟な式を実現できるのがメリットです。
和装がしっくり合うロケーション
最近はホワイトドレスにかぎらず、意外と和装での式を好む方も増えています。日本古来のスタイルで、女性なら角隠し、男性は紋付き袴というクラシカルな装いが、どこかホッとするのかもしれません。神社な料亭も素敵ですが、もうすこしアットホームに、しかし「和」の雰囲気に合う場所としてもバッチリです。三三九度の盃を交わしたり、規希望があれば宮司さまを呼んで式を行うことも可能です。
アットホームで気を使わない
自宅に次ぐアットホーム感!年配のゲストには特に好評。
なにしろもともとは一般の住宅である、古民家。日本人なら誰しも本能的にくつろげる”おうち感”が最大の魅力です。デザイン性の高い、モダンなゲストハウスが流行った時期もありましたが、おうちを丸ごと一棟か仕切れることに憧れはあっても、ビシッと決まりすぎた洋風の佇まいは、特に年配のゲストからするとどうしても緊張してしまいがち。
まるで懐かしい実家のような、古民家の雰囲気は、幅広い年齢層に好感をもたれること請け合いです。
フォトジェニックな庭や縁側
ウェディングといえば、一生でいちばんといっていいほどたくさんの写真を撮る一日。撮影する場所は、背景を変えてたくさんあった方が盛り上がります。
庭や縁側、和室や茶室、玄関も、普段はなかなか体験できない純和風。さまざまなバリエーションで記念撮影が楽しめます。海外からのゲストがいる方ならなお、トラディショナルな体験として喜んでもらえそうです。