【働き方改革】 3月5日より本格的にスタートした “スニーカー通勤”
昨今、 働き方改革を背景にした労働環境の変化で、 より柔軟な服装での勤務が認められてきています 。
スポーツ庁では、 この風潮を背景に、 スニーカーでの通勤を奨励する官民連携プロジェクト「FUN+WALK PROJECT」を昨年10月に立ち上げ、 今年の3月から大手企業で続々導入するなど、 スニーカー通勤が本格的にスタートしました。

【ビジネスパーソンの声】 一方、 「スニーカー×スーツ」に違和感覚えるビジネスパーソンも
その一方で、 一連の報道や導入企業の増加をきっかけに、 SNS上では「スーツ」と「スニーカー」を組み合わせたスタイルについて「ダサい」「ついでにスーツもやめてほしい」「みっともない」など違和感を覚える声 が多数上がっており、 アンケート結果でも約7割の方が「合わない」と回答しています(図1)。
実際、 「スニーカー×スーツ」の組み合わせに違和感を覚える声を表すように 、 普段スーツや制服を着用して勤務するビジネスパーソンは、 スニーカー通勤が導入された際に、 どこまでカジュアルでいいのか、 どのような服装をすれば良いのか分からないと悩んでいる実態が調査で明らかになりました (図2)。

【ビジネスパーソンの声】 ビジネスシーンでの許容が進む「ジーンズ」
昨年ユニクロがビジネスパーソンを対象に実施した調査によると、 約8割が着用を許容 していることが分かりました(図3)。
更に、 首都圏在住ビジネスパーソンに、 スニーカー通勤導入後に着用したい服装を聞いたところ、 3割以上がジーンズを着用したいと回答 (図4)。 ビジネスシーンにおける ジーンズ着用の動きは広まりつつあります 。

人気スタイリスト久野梨沙氏推奨!オススメジーンズを用いたコーディネート
より多くの方が、 ビジネスシーンでジーンズに挑戦しやすくなるよう、 1万人以上へアドバイスをしてきた 人気スタイリスト久野氏が、 服装心理学の観点で監修したビジネスシーンにおけるジーンズコーディネート を監修。
職場の雰囲気に合うジーンズスタイルと、 相手に与えたい印象に応じたコーディネートの一部をご紹介します 。
スマートカジュアルなオススメスタイリング

トラッドテイストな組み合わせで 「安⼼感」や「信頼感」 を与える。 ニットは「快活さ」を感じさせるオレンジをチョイス。 同僚やクライアントとのコミュニケーションを加速させる効果が。
【使用ジーンズ】

ストレッチセルビッジスリムフィットジーンズ
カラー:00 WHITE
価格:3,990円
フォーマルなオススメスタイリング

フォーマルな職場では、 色落ちのないものをセレクト。 上半⾝を暖⾊系でまとめることで 話しかけやすい「親しみやすさ」 が生まれる。 ボトムがジーンズになるだけで⾰新的な印象に。
【使用ジーンズ】

レギュラーフィットジーンズ
カラー:68 BLUE
価格:3,990円
カジュアルなオススメスタイリング

シャツワンピースとデニムのレイヤードスタイル。 ワンピースは太めベルトでしっかりウエストマークすることでラフすぎる印象を防げます。 細⾝のジーンズだからこそ重ね着もすっきり。
【使用ジーンズ】

ウルトラストレッチジーンズ
カラー:67 BLUE
価格:3,990円
フォーマルなオススメスタイリング

ジャケットにまぶしいイエローのインナー。 ネイビーとイエローが反対⾊なのでシンプルなデザインでも鮮やかに記憶に残る着こなしに。 フレアする縁と、 タイトなジーンズのメリハリで、 スタイルアップ効果も期待。
【使用ジーンズ】

ウルトラストレッチジーンズ
カラー:00 WHITE
価格:3,990円
ジーンズスタイリング監修:スタイリスト・服装心理カウンセラー 久野梨沙
装いが人の心に与える影響を研究する「服装心理学」に基づくスタイリングの第一人者。 大学で認知心理学を研究後、 大手アパレルメーカーでの商品企画職を経て、 スタイリストに。
これまで1万人以上へアドバイスを行い、 経営者や文化人を中心に支持。 企業へのコンサルティングも多数実施。

『ジーンズは糸が太く、 目が粗いざっくりとした生地の質感を持っていることからも、 「親しみやすさ」を演出するのに最適。 穿くことに緊張感がないため、 自然とリラックスした状態へ導きます。
型にはまらないカジュアルなジーンズスタイルを取り入れることが、 人に、 職場に自由度をもたらし、 ビジネスにもブレイクスルーをもたらしてくれるのではないでしょうか。 』