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「0才から100才まで」。その年齢にぴったりの広告コピーを集めた本が、人間が生まれてから死ぬまでの一生を見事に表現していて、泣けた 『ずっと読みたい0才から100才の広告コピー』3月1日発売(ライツ社)

投稿日:2019年3月1日

広告コピーとは、ある商品や企業の魅力を伝えるために考えられたものである。しかしその中には、ただ消費を促すための言葉ではなく、わたしたちの人生に気づきや希望を与えてくれる言葉がたくさんあった。ただ、素敵な言葉であるにもかかわらず、そのほとんどはある一定期間にしか掲載されない。しかも、見ることができるのは、広告が掲載された場所だけ。そんな広告コピーを暮らしに身近な名言集として読んでもらうことができたら。そんな想いから、本書が作られたそう。収録されているのは、0才から100才まで、それぞれの年齢にぴったりの広告コピー。

リリー・フランキーが推薦! 「100年分の言葉が1行になる」

日常生活のふとした瞬間、いろんな場所で出会う広告コピー。電車待ちで何気なく目にした駅のポスターが妙に心に刺さったり、CMで聞いたキャッチコピーが耳から離れなくなったりした経験がある人も多いのでは。偶然出会った言葉たちが、心を軽くしてくれたり、忙しい毎日の中で忘れていたことを気づかせてくれたり。短い言葉にもかかわらず、人生でかけがえのない大切なことを教えてくれたりする。

この本では0才から100才まで、その年齢にあったコピーが紹介され、
入学、卒業、就職、結婚、出産、出会い、別れ……といった人生のさまざまなステージを思い出したり、未来を思い描くこともできる一冊。

最初からコピーだけを読み進めてもいいし、添えられている説明文と一緒に、コピーの意味を噛みしめてもいい。本を開いたときの気持ちや年齢によって、きっと、心に響く言葉が変わるはず。
自分の年齢からでも、まわりの人の年齢からでも、好きなページから楽しめる本書だが、いくつか心に響いたものを紹介したい。

0才

“泣きながら生まれたキミだから これから、たくさん笑ってほしい。”
“あなたが生まれた日は、ママとしての私が生まれた日でもありました。”
“昨日より、今日より、明日の方が、もっとあなたを好きだと思う。”
“ほっぺ、泣き顔、手のひら、あくび。あなたをつくるぜんぶが大切。”
【グリコ幼児のみもの / グリコ乳業】

13才

“どうして恋はいつも不格好なんだろう。”
【JR SKISKI / 東日本旅客鉄道】

23才

“就職した。東京の男の子の前では、まだ飲んでいない。”
“東京に出たから、新潟というかけがえのない故郷ができた。”
【吉乃川(日本酒の蔵元)】

38才

“休み方改革!どう働くか、だけじゃなくて。どう休むか、も考えようよ。”
【プレミアムボス / サントリー食品インターナショナル】

56才

“別れがこんなに悲しいのは、幸せだったから。”
【お仏壇のコガ】

100才

“「死ぬときぐらい好きにさせてよ」
人は必ず死ぬというのに。
長生きを叶える技術ばかりが進化して
なんとまあ死ににくい時代になったことでしょう。
死を疎むことなく、死を焦ることもなく。
ひとつひとつの欲を手放して、
身じまいをしていきたいと思うのです。
人は死ねば宇宙の塵芥。せめて美しく輝く塵になりたい。
それが私の最後の欲なのです。”
【宝島社】

また、本文中には一部、実際に出稿された広告コピーの写真も掲載されている。

仕様・造本へのこだわりもすごい

最初、手にとって驚いたのは青から白、白から赤へと移り変わっていく本文のグラデーション。1才ごとに年齢の変化を美しく表現している。

本の小口(断面)には、「0-100」の文字が浮かび上がるこだわりのデザイン。手元に置いておきたくなる仕掛けが嬉しい。

カバーには、金色の箔押しで丁寧に散りばめられた星。よく見ると0から100まで番号が振られているのだが、おもしろい仕掛けが。実は番号順に星をつなぐと、「HAPPY BIRTHDAY」という文字が浮かび上がるそう。誕生日プレゼントに贈るのにぴったりの仕掛けだ。

担当編集者に聞いてみた

構想からまる1 年をかけて200 個以上の広告コピーを集め、広告企業そしてコピーライターに1 件ずつ連絡をとり、許可取りを行い、ついに完成したのがこの本だそう。担当した編集者は、最後に、こう言っていた。

「0 才から100 才の広告コピーって、つまり、『一生』を表したもの。人が生まれてから死ぬまで、忘れてはいけない大切なことを広告コピーは教えてくれます。この本ができた時、まるで、是枝監督の映画のようだと思ったんです。そしてふいにリリー・フランキーさんの顔が思い浮かび、帯のコメントを頼みたい、とすぐに事務所宛に手紙を送りました。1 週間後、突然わたしの元に届いたのが、手描きのメッセージでした。『100 年分の言葉が1 行になる。』。その文字を見たとき、震えが止まらず、その日一日、仕事が手につかなくったのを覚えています。」

ずっと読みたい0才から100才の広告コピー

編者:WRITES PUBLISHING
判型:四六判(たて188mm×よこ128mm)並製
頁数:304ページ
発刊:2019年3月1日
定価:1850円+税
ISBN:978-4-909044-18-1

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